「勝って兜の緒を締めよ」ということわざがあるように、兜は「身を守る」という役目をもった大切な防具であり、大きな可能性を秘めたお子さまが、純粋にまっすぐに強く育ってほしいという家族の願いが込められています。
その兜の壮麗さと極み高い風格を薫り立たせたのが京都島津の「出世飾り」です。
永き年月を経た美の本流と成長祈願の深き心に発する匠の心技を極めた京都島津の五月人形で晴れやかなお節句を華やかにお祝いください。
兜は、1/3（15号）サイズ。
兜鉢は、矧ぎ合わせ鉢。
本金箔押小札。赤糸縅。
吹返し、四方白、裾据金物は、牡丹柄飾金物。
木彫り本金箔押しの龍頭を鍬形台中央に立てます。
飾台は、畳入り黒塗台。
屏風は、金砂子振り表装の黒塗枠屏風。
貴家ご家紋入り幟旗付。
兜を収納する「兜櫃」の前面と「幟旗」に貴家のご家紋をお入れいたします。