豆知識雛人形の顔の種類
時代によって「顔」のスタイルも変貌
雛人形の顔の形状にはいくつかのバリエーションがありますが、主に以下の二つのタイプが一般的です。
これらの基本的なスタイルに加えて、職人や制作者によって、細かい特徴や表情が変化します。個々の雛人形は、地域や時代によっても異なるデザインや特徴を持っています。
これらの基本的なスタイルに加えて、職人や制作者によって、細かい特徴や表情が変化します。個々の雛人形は、地域や時代によっても異なるデザインや特徴を持っています。
丸顔(まるがお)
天児の頭を原型とする丸い形状の顔をした雛人形です。このスタイルは、江戸時代までの「立ち雛」や室町時代の「室町雛」などで見られます。優しい表情や幼さを強調したデザインです。
面長(おもなが)
顔が細長い形状の雛人形で、特に気品あふれる「享保雛」などで見られます。こちらはより格式高い雰囲気を醸し出しています。